空回りの『企業努力』

コンサルタントとして ブランディング マーケティング

クライアントの社長さんと話をすると、

一番の話題は、やはりどこも

『どうやって売上げを増やすか」

これに尽きます。

では、どうやって売上げを増やそうかとなると

「いや、頑張っているんだけど・・・」

とか、

「そこは企業努力でなんとか・・・」

とか言いながらも

結局は無口になってしまう・・・

ところで この『企業努力』って

そもそもなんだと思いますか?

例えば人がモノを買う時って、

そのモノに、その価格以上の価値を

認めるからだと私は考えています。

つまり100円のモノなら、

110円とか120円とかの価値を認めるから

100円の代金を支払うのであって、

それが80円とか90円の価値しか感じなければ、

誰も100円を出して買ってくれません。

そうすると、

その商品の価値をちゃんと伝えきれているか?

これが一番の問題ではないでしょうか。

そのために、まず初めに行うべき『企業努力』とは、

『商品の価値をコトバにして伝えること』です。

人は考えているだけ、思っているだけでは、

誰にも何も伝わりません。

ましてや

「いいから食え、食えば判る」

なんてこと、

普通ではありえないことです。

自社の商品の価値を

ちゃんと相手に伝わるコトバにして、

これが相手に伝わってから初めて、

お客様って買うかどうかを検討します。

これが自分の言いたいことだけを

ただ単に喋っていただけであれば、

聞いた相手にとっては

何を言っているのかチンプンカンプン

逆にドン引きになってしまいます。

その直後にいきなりセールスを始めたり、

煽るような売り方をする人ほど

『なんで皆ウチの商品の良さを

 判ってくれないんだろう?』

とか、

『なんであそこの商品は売れているのに

 ウチの商品は売れないんだろう?』

とかで頭を抱えています。

いきなり相手に売り込むことを考えずに、

ウチの商品は、

誰のどんな悩みを、どのように解決するか?

誰にどんな幸せを提供できるか?

まずはこれをコトバにする。

そんな『企業努力』から始めてみてはいかがでしょうか?