後継者としての『覚悟』
2代目社長って、
世間からは色眼鏡で見られて、
一生懸命頑張って、
人の倍頑張っても、
評価は他の人の半分、 なんてことありませんか?
でも、次から次へとやることが出てきて、
「ツラい・・・」
なんて言ってられませんよね。
ここで一つ、あなたにどんな事情があったにせよ
「後を継ごう」
と決めたときの想いを振り返ってみてください。
「なんとなく流れで・・・」とか、
「嫌だったけど仕方なく・・・」とか、
今の時代、先代も会社経営をしていて
昔みたいに甘い時代ではないことは
身に染みてわかっているはずです。
それでも、あなたに後を継がせたということは
「あなたならできる!」
と感じたからに他ありません。
なので、今一度その時の「覚悟」を
思い出してください。
「自分が後継者だ!」
と覚悟を決めたときにこれまで自分が仕事してきた
「専門家としての知識」に加えて、
「経営者としての責任」と「後継者という重圧」 が、
重なってきてしまいます。
この後からかぶさってきた2つが
「ツラい」の正体です。
この2つって、
はっきりと目に見えないけど、
じわじわと感じてくるので、
余計手に負えません。
俗にいう
「目に見えないことによる不安」
「実態が判らないことによる恐怖心」
です。
でも、これって2つに見えても
お互い絡まりあっていたりして、
根っこは1つだったりします。
これについて
「目に見えないものは、なるべく見えるように工夫する」
「ヤバいと感じたらその時の覚悟を思い出す」
ということで対応するしかありません。
「目に見えないものは、なるべく見えるように工夫する」
「ヤバいと感じたら、その時の覚悟を思い出す」
ということで対応するしかありません。
実態が分かるように工夫すれば、
それをコントロールする方法も
見出すことができますし、
コントロールできれば
徐々に不安からも解消されてきます。
そして最後に、
「初めから上手くできる人はいません」
何事も初めから完璧を求めようとするから、
余計に重圧とか不安を感じるんです。
「先代は先代、自分は自分」 で割り切って、
自分らしさで勝負してみては
いかがでしょうか?
まとめ
「ツラい」と感じたときは、
「自分が後継者だ!」と 決めたときの『覚悟』を
思い出してください。
初めから上手くできる人はいません。