「原価率」大丈夫ですか?

キャッシュフロー(お金の流れ) マーケティング 会計 経営者として

会社の経営で一番大切なものは

会社のお金!

そして、

これをコントロールできるのは

経営者しかいません。

したがって、

経営者の一番大切なシゴトは

お金のコントロールです。

そうはいっても、会社のお金は

日々の利益の積み重ねなので、

まずは利益を出すことが基本です。

会社の収入源の基本は、

なんといっても売上げです。

でも、いくら売上げがあれば、

どれくらいの利益が出るか、

ちゃんと把握していますか?

この「どのくらい売ればいいか」

を考えるためのベースとなるのが、

商品の原価というモノです。

別の言い方をすると、

「売るための商品を入手するのに

いくらかかかりますか」

ということです。

従って、物販であれば、

商品の仕入値が原価になりますし、

セミナーなどサービスの提供だと

原価はゼロです。

しかし、これがモノつくりの場合

原価はチョット厄介です。

売るものを作るための費用を集めて

計算しなきゃならないので、

いきなり聞かれると、

詰まってしまう人もいます。

そして、

これを管理したり、

ときには割り切りも

必要になります。

 原価についての詳しくはこちらへ

そして、売上金額のうち

原価の占める割合の

ことを「原価率」っていいます。

これはパーセンテージで表現され

「原価率○○%」って言ったりします。

例えば、

100万円のアイテムを作るために

材料費や加工賃や何やらで

60万円かかってしまったら、

原価率は60%です。

逆に、

売上げから原価を引いた後の利益を

「粗利益」と言ったりしていて、

この場合の割合を、

単に「利益率」って呼ばれています。

この「原価率」や「利益率」を

常に頭に入れておくと、

非常に便利です。

例えば、商談の現場で

原価率が60%の商品だとした場合、

「100万円受注したから、

もうけは40万円か」

という具合に瞬時に判断できます。

また、

「あといくら利益が足りないから、

いくら売上げが必要だな」

なんて判断もしやすくなります。

そして、

この「粗利益」を集めて

会社の経費全体をカバーして、

そして残ったものが、

会社の利益となります。

でも、自分の商品の原価率を

具体的に把握していない経営者って

結構います。

(ホントです)

もう一度聞きます。

会社の商品の原価率は、

どれくらいですか?